ヤラブオイルの抗酸化力
先日開催された産業祭りでも展示販売させていただいた黒島産ヤラブオイル。容量が少ないのに、高価なのには理由がありますが、その前にヤラブの木について。
正式名称「テリハボク」(照葉木)学名 Calophyllum inophyllum)は、日本では南西諸島や小笠原諸島などに自生しています。
八重山では、フクギの木と並んで防風林として活用されていて、誰もが見慣れている木で、方言 ヤラブの木と呼ばれてます。
海外ではタマヌオイルがとれる植物として有名。
太平洋の島々で神の木とも呼ば
れるそのワケは、その果実からとれるオイルが古くから生薬として利用され皮膚疾患対策や皮膚を美しく保つ美容オイルとして重宝されているからです。
沖縄でもとれる、このヤラブの実の効果に注目が高まり、各会社がタマヌオイルを販売しています。
沖縄産、宮古島産、石垣島産、黒島産、盛りだくさんです。
話がそれましたが、このヤラブオイルの美容効果の一つには、なんといっても抗酸化力があります。
では、、抗酸化力って何か?をもう一度おさらいしましょう。
抗酸化とは、文字通り、酸化に抗することです。
酸化が起きると鉄がさびるのと同じように、人の身体でも過度に酸化が起きると細胞の中の遺伝子にダメージが起こります。
つまり人の身体で酸化が起きるとお肌の老化が進む一員になるのです。
そこで、その酸化を起こさなくする、起こしにくくする物質を「抗酸化物質」といいます。
人間の体にはもともと、尿酸、アスコルビン酸、メラトニンといった抗酸化物質が存在します。
しかし、20代をピークに、加齢とともに低下していきます。そのため、普段の食事によって、抗酸化作用をもつ栄養素をとることが健康を保つために必要です。
抗酸化作用のある栄養素は、おなじみの、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類、ミネラル類があげられます。
緑黄色野菜や柑橘類などのフルーツ、植物油、種子類など普段の食事から取る事ができます。
これらは体内から抗酸化を助ける者たちですので積極的に仲良くしましょう。
ヤラブオイルにも、その抗酸化物質が含まれています。
実験結果によると、エキストラバージンオリーブオイルの24倍もの抗酸化力がある事がわかっています。
ヤラブオイルは食事としては取ることはできませんが、
お肌へのスキンケアとして利用する事で、日焼けや乾燥からお肌をガードしてくれる力が高いのです。
上記にも書いたように、海外では神の木とも呼ばれるのは、民間療法でも使われるくらい皮膚への効果が高いからなのでしょうね。
さてさて、黒島産ヤラブオイルの詳細、
その使い方や塗り方は次回のブログに続きますね!
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